05月31日(土)
今日は梅雨を感じさせない清々しい朝を迎えています。明日までは良い天気の予報でお出かけ日和となりそうです。皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。
今日の平和会館
今日は梅雨を感じさせない清々しい朝を迎えています。明日までは良い天気の予報でお出かけ日和となりそうです。皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。
80年前の5月29日、飛行第20戦隊所属の山田三郎少尉が出撃しました。遺品室には、山田少尉が書いた家族宛の手紙や母宛の葉書と共に、台湾で交流のあった方から山田少尉の母に送った葉書を展示しています。この葉書には、山田少尉が故郷である大阪での空襲を心配していたこと、滞在中は歌ったり踊ったり、朗らかに過ごしていたことなどが詳しく書かれています。
このように、特攻隊員と交流のあった方が家族に出撃直前の様子を知らせる手紙も、当時は多く送られました。
80年前の5月28日は、第55振武隊の大岩泰雄大尉が出撃した日です。大岩大尉は神戸経済専門学校(現:兵庫県立大学)出身で、学徒出陣により軍隊に入りました。
この遺書は赤と青の鉛筆で書かれています。
「明朝出撃の予定 今更に父母上の御恩に深く感謝し今我に年なるかな悠久の大義に生きんとす」
「人生二十三年 其間色々な人に愛され又愛し来りたる面白き過程なり」
皆さんは「子犬を抱いた特攻隊員」の写真はご存知でしょうか。写っている彼らは第72振武隊の隊員で、ほとんどが20歳以下の青年でした。今日は第72振武隊が万世基地から出撃した日です。
その一人である久永正人少尉の日の丸寄せ書きが遺品室に展示されています。久永少尉は少年飛行兵第15期の出身でした。この寄せ書きには同期からのメッセージが多く書かれており、久永少尉の特攻作戦成功への祈りが込められています。
昭和20年5月24日より第8次航空総攻撃が始まります。沖縄戦における特攻作戦中、最大の戦死者を出している攻撃です。熊本の健軍飛行場から義烈空挺隊が出撃し米軍に占領された飛行場を攻撃している間に航空特攻で戦果を拡大するものです。5月27日までの攻撃で218名が特攻戦死されています。
当館ロビーには、コインリターン方式のロッカーがございます。大きな荷物等をお持ちでの来館の際は是非,ご利用ください。(使用後100円は返金されます。取り忘れにご注意ください)
今日は朝から本降りの雨になっております。来館される際はお気を付けてお越しください。
当館企画展示室では戦後80年春の特別企画展「特攻の記憶~隊員と支えた人々の証言~」が開催されており、本日はギャラリートークが開催されます。当館の学芸員が開催中の企画展の内容を解説、資料を見ながらお聞きいただくことができます。
昭和20年5月24日、熊本県の健軍飛行場から義烈空挺隊が出撃します。空挺部隊で編成されており、米軍に占領された沖縄の飛行場に乗機(97式重爆撃機)を胴体着陸させて切り込みを行う隊です。当初、23日に出撃する予定でしたが天候不良のため1日延期されました。隊員のご遺影、ご遺品は6コーナーから7コーナーにかけて展示してあります。
当館遺品室の6コーナーにハンカチに書かれた遺筆が展示してあります。これは第50振武隊の速水修大尉の遺品です。知覧に前進する日、お世話になった山口県防府市の軍指定旅館「石田旅館」の方に上空から投下したハンカチです。ハンカチにはお礼が書いてあります。
梅雨入りした知覧では、今日も朝から雨が降っています。
「6月の雨季だったから、出撃命令をもらったら翌日土砂降りだもんね。」と証言映像で語るのは、元特攻隊員の板津忠正さんです。一度出撃しますがエンジン不調で引き返し、その後再出撃の命令が出ますが、雨で延期になり終戦を迎えたそうです。
80年前、特攻隊員たちは梅雨の空をどのように見上げていたのでしょうか。ご来館の際は、知覧の地で様々に想いを馳せていただけたらと思います。
陸軍は昭和20年3月26日より沖縄における特攻作戦を行っています。知覧飛行場をはじめ各地の出撃基地から特攻隊が出撃していますが、エンジン故障、天候不良などにより途中の島に不時着する機もありました。現在開催中の企画展では一度出撃したものの特攻機の不調により不時着し生還した隊員の証言を上映しています。特攻隊の編成から出撃、不時着、そして生還にいたるまでの解説も行っていますのであわせてご覧いただけたらと思います。
企画展で上映している映像「特攻の記憶(38分版)」では9名の特攻関係者の証言を紹介しています。整備・戦隊員の方2名、なでしこ隊の方4名、特攻隊員の方3名です。映像を通して特攻隊を支え見送った側、見送られて出撃した側と双方の関係者の想いや心情をくみ取っていただけたらと思います。
現在、戦後80年特別企画展「特攻の記憶~隊員と支えた人々の証言~」を開催中です。企画展示室では、昨日から証言映像の38分版(フルバージョン)を上映しています。ご来館の際は、是非ご覧ください。
朝から強い雨が降ったり止んだりを繰り返しています。昨日から観測史上初となる早さで梅雨入りし、これからしばらくお天気に悩まされそうです。さて、本日は企画展の関連講座が開催されます。現在開催中の『特攻の記憶~隊員と支えた人々の証言~』 について学芸員が詳しくお話致します。ぜひこの機会にご利用ください。
【企画展関連講座】
〇時間 10:30~/14:30~(所要時間30分)※無料(入館料のみでご利用いただけます。)
〇会場 講話室
平和会館の隣、杉林の中には変わった形をした建物があります。これは当時、特攻隊員達が宿泊した三角兵舎を復元した建物です。空襲対策のため半地下式にしてあり屋根だけが地表から出るようになっています。このような建物で隊員たちは出撃までの数日間を過ごしています。復元した三角兵舎は内部を通り抜けながら見学できるようになっています。
8月15日(金)に開催される平和へのメッセージfrom知覧 第36回スピーチコンテストの作品募集が来週末の5月23日(金)までとなっています。
いのちの尊さ、平和の大切さをメッセージとして発信してみませんか。多くの作品の応募をお待ちしております。
新緑がまぶしい季節を迎えています。平和公園内の木々や周辺にある茶畑では鮮やかな緑色がひろがっています。周辺を散策をするには気持ちの良い気候です。
当館へお越しの際は、知覧の景色・風も感じてみてはいかがでしょうか。
遺品室2コーナー上に、「知覧基地の3隊長」と題された写真があります。ここに映っているのは、桂正大尉、黒木國雄大尉、荒木春雄大尉です。彼らは陸軍士官学校の同期で、特攻隊長になってから出撃基地である知覧で再会しました。高木俊朗の『知覧』には、再会した時の様子が描かれています。
今日はその3人が出撃した日です。また、『きけ わだつみのこえ』に「所感」が掲載されている上原良司大尉も同日に出撃されています。
現在、企画展示室では、戦後80年 春の特別企画展「特攻の記憶 ~隊員と支えた人々の証言~」を開催しております。
元特攻隊員をはじめとする特攻関係者の証言をもとにアニメーションも活用した16分の証言映像を繰り返し上映しておりますので是非ご覧ください。
本日の知覧は、一日雨のようです。時間帯によってはとても強くなるようですのでご来館の際は気を付けてお越しください。
また、当館では濡れた傘用のビニール袋も準備しております。傘を使われた場合は館内に入る前にビニール袋に入れていただき、館内の床が濡れて滑らないようご協力をお願い致します。
本日は一日天気が良いようです。
当館では、遺品室入口に周辺の戦争遺跡の載ったマップを用意しておりますので、お時間のある方は、館内見学と合わせて周辺の戦争遺跡も見ていただければと思います。
毎年、8月15日に開催される、いのち・平和をテーマにしたスピーチコンテストの作品募集が5月23日(金)までとなっています。
このコンテストは平成2年から始まり、今年で36回目です。
多くの作品の応募をお待ちしております。詳しくはホームページ内のスピーチコンテストのページをご覧ください。
今朝は、あいにくの雨模様です。連休最終日ということもあり、移動を予定されている方も多いのではないでしょうか。車の運転などには十分お気を付けください。本日も皆様のご来館をお待ちしております。
館内では語り部の講話と特攻に関する映像の上映を行っております。スケジュール表は館内ロビーのほか、講話会場付近にも設置しておりますのでご利用の方はご覧いただければ幸いです。なお、講話・上映前には館内放送でもご案内しております。
GW期間中は、館内や駐車場が混雑することが予想されます。時間に余裕をもってご来館して下さいますようよろしくお願いいたします。
※本日の予定(各200席程度)
特攻解説映像上映:①9:15~ ②10:00~ ③12:00~ ④14:00~ ⑤15:45~(各回約30分程度)
語り部の講話:①11:00~ ②13:00~ ③15:00~(各回約30分程度)
館内左奥の講話室では、3月末に完成した「特攻の記憶~隊員と支えた人々の証言~」を終日繰り返し上映しています。元特攻隊員をはじめとする特攻関係者の証言をもとにアニメーションも活用した映像となっております。ぜひご視聴ください。
本日も多くのお客様にご来館いただきました。ゴールデンウィークも終盤となっており、駐車場も大変混雑しているようです。駐車場からのご移動には十分ご注意ください。
本日、知覧特攻平和観音堂にて第71回知覧特攻基地戦没者慰霊祭が行われました。戦後80年の今年は、700名と多くの方にご参列いただきました。
平和会館はGW中も通常通り開館しております。皆様どうぞお越しください。
3月26日から始まった特攻作戦は、5月になっても続きました。5月3日に台湾の花蓮港から出撃した原 一道少尉は、出撃前の4月24日に母宛の遺書を書き遺しました。
「母上様 栄えある空の特攻隊として愈々散る事と成りました」「小生が戦死後のお上からのお金其の他全部母上様へ」「では母上様 御元気で皆様方に宜敷く 母上様万才」
現在、戦後80年特別企画展「特攻の記憶~隊員と支えた人々の証言~」を開催中です。今まで平和会館が聞き取りを行ってきた方々の貴重な証言をまとめ、映像を作成しました。ご来館の際は、彼らが語る戦争の記憶に触れていただけたらと思います。
また、GW中には映像38分フルバージョンを講話室にて常時上映します。GWは平和会館にぜひお越しください。