06月30日(月)
国内には戦争を伝える平和資料館がいくつもあります。そのうちの13館で全国関連施設ネットワーク会議を作り活動を行っています。7月1日より13日まで、東京の新宿にある帰還者たちの記憶ミュージアム(平和祈念展示資料館)で「関連施設をめぐるパネル展」が開催されます。日本各地の13館の情報が展示してありますのでご見学いただけたらと思います。
今日の平和会館
国内には戦争を伝える平和資料館がいくつもあります。そのうちの13館で全国関連施設ネットワーク会議を作り活動を行っています。7月1日より13日まで、東京の新宿にある帰還者たちの記憶ミュージアム(平和祈念展示資料館)で「関連施設をめぐるパネル展」が開催されます。日本各地の13館の情報が展示してありますのでご見学いただけたらと思います。
当館ロビーでは、タブレット型の音声ガイドの貸出し(1台200円)を行っています。
館内の35ヶ所(およそ1時間)で隊員のエピソードや遺書の解説などをお聞きいただくことができます。ぜひご利用下さい。(6言語対応、字幕表示機能有)
九州南部の梅雨明けが昨日発表されました。観測史上2番目の早さのようです。いよいよ厳しい暑さの夏到来です。体調管理に十分気を付けて過ごしたいものです。
館内の遺品室には、隊員情報の検索や特攻隊員が残した遺書等を閲覧できるシステムが設置されています。いずれもタッチパネル式になっています。ご見学の際は是非ご利用ください。
当館では、語り部の講話と特攻に関する映像の上映を毎日行っております。当日のスケジュール表は館内ロビーのほか、講話会場付近にも設置しておりますのでご利用の方はご覧いただければ幸いです。なお、講話・上映前には館内放送でもご案内しております。
特攻解説映像上映:①10:00~ ②12:00~ ③14:00~(各回約30分程度)
語り部の講話:①11:00~ ②13:00~ ③15:00~(各回約30分程度)
当館ロビーにはコインリターン式のロッカーを設置しておりますので、ぜひご利用ください。なお、使用後100円は返金されますので取り忘れにご注意ください。
遺品室奥のコーナーに戦時中の知覧にあった食堂、旅館の模型が展示してあります。特攻おばさんと呼ばれた鳥濱トメさんの「富屋食堂」、軍用旅館として使われた「内村旅館」「永久旅館」「岩田屋旅館」を再現したものです。食堂、旅館とも戦後になくなってしまいましたが「富屋食堂」は知覧特攻平和会館から2km程離れた場所でホタル館(鳥濱トメさんと特攻隊員との交流を紹介)として再現されています。
昭和20(1945)年6月23日、沖縄戦の組織的な戦闘が終了しました。前日の22日も陸軍の航空特攻作戦の出撃があり、都城東から飛び立った11名の特攻隊員が戦死しています。しかし、航空特攻作戦は、陸軍は7月19日まで、海軍は8月11日まで続くことになります。 沖縄戦の終結から80年の節目の「慰霊の日」、沖縄県にある平和祈念公園では、沖縄全戦没者追悼式が行われます。少しでも戦争の記憶に思いを馳せ、心を寄せていただければ幸いです。
昭和20(1945)年6月22日、原田 栞大尉と熊澤 弘之大尉が所属する第27振武隊が都城東から出撃しました。
遺品室の28コーナーには、筆で書かれた二人の遺筆を展示しています。
「岩の根も 碎けざらめや 武士の 國の為にも 思い切る太刀 熊澤弘之」
「野畔の草 召し出されて 桜哉 原田栞」
知覧特攻平和会館周辺の知覧平和公園内では、様々なスポーツイベントや大会が開催されます。
本日、6月21日(土)から22日(日)にかけては、「皇后盃 第77回 全日本女子ソフトボール選手権大会 九州地区予選」が開催され、九州各地から強豪チームが集まり熱戦が繰り広げられます。
知覧特攻平和会館は午前9時から午後5時(最終入場:午後4時30分)まで休まず開館しております。ご観戦前・後の来館お持ちしております。
昨日、沖縄に続き奄美地方も梅雨明けしました。知覧の空にはまるで真夏のような雲も見えています。今日も日中は気温が高くなりそうです、熱中症には十分お気を付けください。
日曜日、6月15日に始まった令和7年度第1回目の「疾風」調査が昨日終わりました。今回は機体の塗装調査が行われ、新たな発見があったようです。
第2回目の調査は8月末に実施予定です。それまでは、写真のようにエンジンのカウルやカバーが外されての展示になります。実機のエンジン部分を見学できる機会はなかなかありません。見学に訪れた際には是非ご覧ください。
当館には陸軍4式戦闘機「疾風」が展示されています。現存する唯一の機体を調べ、より良い状態で保存するための状態調査を平成29年から行っています。
今年も昨日より調査が始まりました。調査は8月にかけて2回に分けて行われ実施される予定です。
調査期間中はエンジンのカウルや機体のパネルも外され。通常では見ることのできない機体内部もご覧いただくことができます。
今日は、朝から強い雨が降ったり止んだり・・・湿気に包まれ、本格的な梅雨到来といったところでしょうか。当館周辺も水溜まりや滑りやすい場所があります。また、本日は、一部の地域で雷も発生しているようです。移動される際は、十分に気を付けてご移動ください。
本日は企画展の関連講座が開催されます。現在開催中の『特攻の記憶~隊員と支えた人々の証言~』 について学芸員が詳しくお話致します。ぜひこの機会にご利用ください。
【企画展関連講座】
〇時間 10:30~/14:30~(所要時間30分)※無料(入館料のみでご利用いただけます。)
〇会場 講話室
昨日までの雨も止み、今日の知覧は曇りとなりました。梅雨の合間の今日は、館外の戦跡なども見学しやすいと思われます。ぜひご見学ください。
現在、戦後80年特別企画展「特攻の記憶~隊員と支えた人々の証言~」を開催中です。企画展で上映している映像「特攻の記憶(38分版)」では特攻関係者の証言を紹介しています。ご来館の際は、是非ご覧ください。
今日も知覧は朝から雨模様です。館内入口に傘を入れるビニール袋入れ機(自動+手動)通称「傘ポン」を設置しておりますので、ご利用ください。また入口は滑りやすくなっておりますので、足元にご注意ください。
昨日からの雨も止み、今朝の知覧は曇りとなりました。本日も突然の雨に注意が必要なようです。ご来館の際は、気を付けてお越しください。
昨日の晴天から打って変わり、今朝は朝から曇天となっています。九州南部は梅雨入りしており、これから明日にかけては大雨も予想されております。到着時には雨が降っていなくても、カサを持っての来館をお勧めします。移動の際は気を付けてお越しください。
当館企画展示室では、戦後80年特別企画展「特攻の記憶~隊員と支えた人々の証言~」が開催されております。本日は、企画展関連イベントとしてギャラリートークが実施されます。当館の学芸員が展示の見どころを展示室内で紹介・案内いたします。
1回目 10:30~ 2回目 14:30~
「あんまり緑が美しい 今日これから 死に行くことすら 忘れてしまひさうだ・・・」昭和20年6月6日に出撃した 枝 幹二 大尉が出撃前に手帳に記した文の一部です。出撃を控えながら見る知覧の景色はどのように映っていたのか・・・当時とは随分と景色は変わっておりますが、知覧にお越しの際は、ぜひ山々やこの地の風を感じてみてください。
ご好評をいただいている 証言映像 【特攻の記憶】。全体で38分という長い内容ではありますが、当時を知る方々の貴重な声を聞くことができます。また、アニメーションを加えたことで内容がより分かりやすくなっています。モニター前には、少しではありますが座席もございますので、お越しの際にはぜひご覧ください。
以前お知らせしておりました、館内遺品室ジオラマのリニューアル工事が始まりました。工事は7月末頃までを予定しております。お客様には一部ご覧いただけず申し訳ございませんが、新しくなるジオラマを楽しみにお待ちいただければ幸いです。
今朝は朝から曇り空です。九州南部は梅雨入りしたものの、晴天と曇天、雨天と変わりやすい天気となっています。
本日も突然の雨に注意が必要なようです。ご来館を計画されている皆さんは、気を付けてお越しください。
昭和20年5月22日、沖縄守備隊の第32軍は司令部を南部に撤退させます。この頃には日本軍は戦力を大きく消耗しており戦闘の趨勢は決定的になりました。陸軍の特攻作戦は縮小されつつありますが出撃を行っています。6月1日に台湾の宜蘭飛行場から出撃した隊員を紹介します。鳥取県出身の芦立孝郎少尉(戦死後の階級)です。芦立少尉は遺書に「おのが身に遂に来れり決戦の 敵轟沈の血潮踊るも」と残しています。