スピーチコンテスト

スピーチコンテストについて

スピーチコンテストについて

スピーチコンテストとは

 南九州市知覧では,毎年(平成6年以降)8月15日の終戦の日に『平和へのメッセージ from 知覧 スピーチコンテスト』を開催しています。平成2年から続く本コンテストは,「あした いのち かがやけ」をテーマに全国から広く参加者を募集しており世界の恒久平和を願って平和へのメッセージを発信しています。これまで多くの"命の尊さ""平和の大切さ"を求めることの意味についての熱いメッセージが送られ続けています。

始まったきっかけ

 平成元年,修学旅行で知覧特攻平和会館を訪れた当時高校2年生の女子生徒から届いた一通の手紙がきっかけとなり,翌年の平成2年から本コンテストは始まりました。

<女子高校生からの手紙(抜粋)>
 『8月から1年間アメリカに留学することになっています。かつて争いのあった国に行こうとしています。そのような中で知覧特攻平和会館を訪れ,説明を聞き,遺影や遺書を自分の目で見て読んで,「私は,生まれて初めて真剣に考えさせられ,心にズシンと何かが入ってきたような気がしています。それが何かは言葉にできませんが,何かが私を変えた,この手紙を書こうという私の心の変化,その何かがあるから,今の平和があると思います。多くの死の上に,平和があるのですね。・・・(中略)・・・もっともっと,これからの世代に戦争や平和について伝えてくださることを祈っています。』

 毎回,全国から多数のスピーチ原稿が寄せられ,そのどれもが様々な立場や視点から「"命の尊さとは""平和とは"何か・・・」について真剣に論じられています。

 このスピーチコンテストが多くの方々にそのきっかけを提供でき得ますようにと願っています。

応募状況

実施年 一般 高校 中学 小学生 合計
第1回 平成2年 259 117 376
↓平成2年から始まって,部門も増え多数のご応募をいただいています。

第34回

令和5年 46 1, 315 789 410 2,560

第35回

令和6年 51 892 816 341 2,100

※中学生の部の対象は第34回大会(R5年度)から全国募集となりました。

 第9回大会(H10年度)から開催。

※小学生の部は南九州市内の小学生による「作文コンテスト」です。

 第20回大会(H21年度)から開催。

第35回スピーチコンテスト本選について

 第35回スピーチコンテストの本選は,8月15日(木)9:00~12:00の日程で知覧文化会館(大ホール)にて開催されます。全国各地から計2,100点の応募があり,一次審査,二次審査を通過した中学生・高校生の部各4人,一般の部1人のスピーチと,市内小学生を対象にした平和作文コンテストの優秀賞1人の発表を行います。

 いのち・平和について考える機会として,ぜひご来場ください。 

 なお,会場の様子は,インターネットでライブ配信されます。

 URL:https://blogs.mbc.co.jp/info/cat_info/cat_haisin/30904/

35回平和スピーチコンテスト.pngのサムネイル画像

←ライブ配信→ ここをクリック

 

第35回スピーチコンテスト記念講演

 スピーチコンテスト出場者のスピーチ発表後,審査結果が出るまでの約40分間に記念アトラクションとして、小説家 汐見夏衛さんによる記念講演を行います。

【プロフィール】

 鹿児島県出身、愛知県在住。2016年『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』でデビュー。2017年『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』が野いちご大賞・大賞を受賞。2023年『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』が映画化され,大ヒットを記録。高校国語教員の体験をもとに、10代の心によりそう作品を多く手がける。

汐見夏衛.jpgのサムネイル画像

INFORMATION

通常通り開館しています

開館時間:9時〜17時
(入館16時半迄)