企画展の紹介

開催中の企画展

戦艦ミズーリ記念館
神風特攻攻撃および水葬80年記念式典写真展

2025年09月13日(土) 2025年12月26日(金)

戦時中、特攻機の突入を受けた米国の戦艦ミズーリ
特攻機にまつわるエピソードと現在の記念館としての活動を紹介

 昭和20(1945)年、米国の戦艦ミズーリは沖縄沖での作戦中、日本海軍の特攻機の突入を受けました。当時戦艦ミズーリの艦長だったウィリアム・キャラハンは、甲板に投げ出された特攻隊員の遺体を、敵国の兵士としてではなく、一人の兵士として正式な水葬で弔いました。この出来事は、戦艦ミズーリが記念館となった今でも語り継がれています。
 そして令和7(2025)年4月11日、80周年を記念して式典が行われ、姉妹館である知覧特攻平和会館も招待を受け、参加しました。この展示では、式典の様子を写真パネルで伝えるとともに、当時の特攻に関わる資料を紹介するものです。



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今年、知覧特攻平和会館と戦艦ミズーリ記念館は姉妹館提携5周年を迎えます

 1944年に就役した戦艦ミズーリは、現在は博物館施設としてアメリカ合衆国ハワイ州にあるパールハーバー(真珠湾)で一般公開されています。平成27(2015)年4月から知覧特攻平和会館との共同企画展「KAMIKAZE」展が開催され、両館の間で交流を深めてきました。そして令和2(2020)年8月15日、さらに平和への取り組みを共に進めていくために、両館は姉妹館提携を結びました。


〈関連資料〉零戦の破片(常設展示)


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平成28(2016)年、零戦の機体の一部が知覧特攻平和会館へ寄贈されました。

写真展開催期間中も同会場で展示します。




〈特別展示〉戦艦ミズーリ乗員 バスター・キャンベル氏の日記

(戦艦ミズーリ記念館より画像データ借用)


IMG_2217.jpegのサムネイル画像

バスター・キャンベルは特攻があった日のことを日記に綴りました。

日記の記載内容から、彼が特攻機突入の瞬間を撮った人物だと判明しました。

INFORMATION

通常通り開館しています

開館時間:9時〜17時
(入館16時半まで)